藤野にて 夏の畑(後編)

茄子の花 凧のよう
茄子の花は、ピーンと張った凧のよう。

ゴーヤ おしべ
ゴーヤの雄花には、花粉があるので、花びらの真ん中が黄色いです。
そして花のちょっと下に、丸っこい葉っぱがあることに気付きました。


ゴーヤ めしべ
雌花は柱頭(ちゅうとう)が黄緑色をしていて、そこに花粉が付くと受粉、です。 
花びらの根元には、なんと受粉前から小ちゃなゴーヤが付いているんです!!(写真が暗くなっちゃいましたが、フォルムは分かるかな(^_^;))

残念ながら、圧倒的に雄花が多いようです。


かぼちゃの空中庭園
かぼちゃの空中庭園。まだ、食べごろにはなっていません。


BBQ2013夏
お疲れさーん。

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藤野にて 夏の畑(前編)

オクラの花 ハイビスカスに似て
オクラの花は、ハイビスカスに似て。

藤野ピーマン
ピーマンをぬか漬けにすると美味しいんです!!

キュウリの収穫 友哉
キュウリの収穫。

どじょうインゲン 種に
両親は”どじょうインゲン”と呼びますが、インゲン豆です。こうして茶色くなって乾燥させてから、良さそうなものを来年植えるための種に取っておくのだそうです。

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アトツギ展

アトツギ展

世田谷三軒茶屋のキャロットタワー3階にて、『アトツギ展』が開催されています。

精進料理写真
ずらりと並んだ精進料理。それぞれに山形の聖地の名前が付けられています。おせち料理のように、ちゃんと、意味があるんですねえ。

出羽三山の山伏たちは、修行に入る前に、こうした精進料理を食べ、お酒で身を清めてから山に入ったそうです。もちろん、こんなにたくさんの精進料理を一度に供されるのは、大切な重役の山伏だけだったそうで、今となっては幻の献立(使われる食材123種、品数25)です。しかしこうした精進料理は、宿坊のおかみさんらによって受け継がれています。
最近では、出羽三山の精進料理とその精神文化を世界に発信しようという試みが始まったそうです。『農家や山菜組合と連携して彼らの「卸先」をつくることも考えながら、一方向ではない、ぐるぐると人と物とお金がまわる経済の循環をおこすことで、食文化の継承をめざしています』。

うーん、そうか。たとえば東京でも修験道の精進料理を食べさせてくれるところがあれば行ってみたいなあ。山伏、、、いったいどんな人たちなのだろう。気になる。きっと山のスペシャリストなのだろう。

きのこ瓶詰め
出羽三山の精進料理に欠かせない山菜は、ブナ帯の森から採集されます。写真は全て、きのこの瓶詰めです!洗ったきのこと水を瓶に入れ、大鍋で25〜30分煮沸消毒したもので、生のきのこと同じ感覚で使え、汁にも美味しいダシが出ているそうです。
山と向き合ってきた人ならではの知恵。精進料理には、私たちの普段の食生活にも活用できる技や知恵、そして考え方が、案外見つかるのかもしれませんね。


このイベントは、来年1月14日まで開催されています。
山形の在来野菜を追ったドキュメンタリー映画『よみがえりのレシピ』と種の話も、合わせて紹介と展示がありました。
日本で出回っている野菜の99%は、実は中国、東南アジア、インドをはじめヨーロッパ、南米など、外国からやってきた作物だそうです。そして外来種の中からその土地の風土に合うものが残って、地域の在来作物として伝えられてきました。戦前は、日本のどの農家でも自家採取が当たり前で、2千種を超える在来作物があったと言われています。現在では、F1品種という種を使い、種は自家採取せずに買うという方法が主流となりました。しかも、F1品種の多くは国外で作られ、輸入したものです。
映画では、その土地と風土に合った昔ながらのやり方で、自家採取し、固定種を守り続ける人々を伝えています。


TPP容認がどういう社会を作っていくのか、考えるとため息が出ます。日本固有のものを守っていくことが、日本が日本たる理由なのではないでしょうか。



☆ドキュメンタリー映画『よみがえりのレシピ』上映会
2013年1月13日(日)生活工房5F(三軒茶屋)にて
http://www.setagaya-ldc.net/program/181/?referer_top=on

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秋の実り

週末、藤野(実家)へ行ってきました。

人参を引き抜いた
どれにしようかな・・・♪
葉っぱが立派に茂っている人参を引き抜くと、以外と小さかった。父に聞くと、葉の付け根から少し周りの土を掘って、太った人参かどうかを見るのだそう。
それにしても、なんて鮮やかなオレンジ色でしょう!


白菜の外葉
白菜って、畑に植わっている姿を見たことがない人は、驚くかもしれない。スーパーなんかで売られている白菜は、すでに外葉を取ってあるのだ。 もっと硬い外葉も、無農薬なのだから食べ尽くそう。じっくり煮込んだスープなんかにしたら、食べられそう。


本日の収穫
本日の収穫(^O^) 
写っていませんが、白菜と小松菜も。

右端の大根は、おなじみ青首大根。青い部分は土から顔を出して植わっています。その左の大根は、三浦大根。全部土に埋まっているので、白い。こちらは辛みがあって身が締まっているので、おでんなどに。

人参の葉っぱも、紅葉しているのかな?


ピンク色の母のぬか床
おおっと?!母のぬか床がピンク色に??

母:「そうなの。茄子ばかり漬けていたら、こうなっちゃったのよー。」
娘:「ここまで色が付いちゃっても、もとに戻るんだよね?」
母:「大丈夫、そのうち戻るから。」
と全然平気そう。

今は茄子に代わって、ハヤトウリやカブをせっせと漬けている母でした。

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杉本さんの畑

京都・太秦(うずまさ)の駅からほど遠くないところで農家を営んでいる、杉本さんのところへ見学に行きました。
杉本さん
杉本さんのどぼ漬け(ぬか漬け)は、なんと冬の間漬けていたたくあん漬けの漬け床を再利用するのだそうです!!「下(底)の方はきれいなぬかのままやから。でもほんのりウコンの香りがしますやろ?」と杉本さん。伺ってみた感じでは、底から1/3くらいを使って、さらにぬかを足して、どぼ漬けにするのだそう。

こういうことです。12月にたくあん漬けを仕込み、冬の間中常温で、4月くらいまでたくあん床。全部たくあんを出し終えたら、ぬかを足してどぼ漬けにします。夏は大型の冷蔵庫に。秋、冬は、どぼ漬けはクローズするそうです。
う〜ん、こういうやり方があったのかあ・・・!

「食べてみて!」と言われて、香りを嗅いだ瞬間、興奮は最高潮に達しました!!うわ〜、なんて豊な香りなんでしょう。
ぬか付きキュウリをかじる娘
娘も、ぬか付きのままキュウリをかじっていました。
写真の壷は自家製の梅干し。ごちそうさまでした〜(^^)


1500haの農地
1500haの広大な農地。今ちょうど植え替え時期で、夏野菜も終わりとおっしゃるけれど、、、
手前は万願寺唐辛子。最近東京でも売っていますが、価格は2倍はしますね。
京都に滞在している間、「これでもか!」というくらい、万願寺を食べていました(笑)。

これから秋茄子
同じ苗から実った茄子でも、これまでは”普通の茄子”、そしてこれから実ってくるのが、“秋茄子”。へー、知らなかった。別物だと思っていました。

九条ねぎの苗
九条ねぎの苗。九条ねぎは夏でもたくさん店に並んでいますが、やっぱり一番美味しいのは冬なのかな?

他にも、トマトやモロヘイヤ、青じそ、などが残っていました。この畑と離れた場所ではお米も作ってらっしゃいます。
田植えや稲刈り、収穫時期には一族総出で畑仕事をするそうです。これだけ広い農地のやりくりは本当にたいへんだろうなと思いますが、みんなで力を合わせて畑をやるのって楽しそう。

ささぎとモロヘイヤ
市場へ出荷する他、料亭に卸したり、宅配も。こうして母屋の隣の直売所では、近所のなじみの人たちが次々とやってきて野菜を買っていきます。うらやましいなあ、と思いました。
「ササギ」は、どじょうインゲン(京都では”三度豆”と呼ぶ)を細長くしたような野菜で、やや身がしっかりしています。


帰り際、「冬の聖護院大根や赤かぶ漬けなんかも送ったるから、いっぺん食べてみて!」と杉本さんから嬉しお申し出が。自分で育てた野菜が愛おしくて仕方ない、そんな方でした。

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プロフィール

nukaman

Author:nukaman
世田谷区在住 おかべなおえ
ぬか漬けの魅力を人から人へ、次世代へと伝える活動『ぬか漬けマラソン』を主宰。各所でぬか漬け講習会を開催しています! 漬け物研究家。
連絡先
nukadukemarason
@gmail.com

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