ぬか漬けの「おやき」

ぬか漬け(ぬか味噌漬け)を使った料理はいろいろあります。

代表的なものでは、「かくや」。古漬けのぬか漬け野菜を刻んで(塩分が強すぎたら塩抜きしてから)、生姜も刻んで一緒にもんで、ご飯に載せて食べる料理。
同様に、刻んだぬか漬けで胡麻和え(最後にごま油も少々)も美味です。
茶漬けや、おにぎりにしても。
他にも、魚をぬか床のぬかで炊いた「ぬか味噌炊き」なんていうのもあります。

ぬか漬け講習会でも、ぬか漬けを使った料理の紹介をしてほしいという声もありました。

あれこれ考えていると、疑問が湧いてきました。
  火を使う料理では、ぬか漬けの乳酸菌や酵素は死滅してしまうのだろうか?!⇒火を使う料理の有効性は?

それで、調べてみると、確かに、火を入れるのは乳酸菌や酵母の死滅を招くことになりますが、
加熱死菌体も疾病予防効果などを有することが報告されているそうです。
例えば”花粉症に効く”などとして乳酸菌のサプリメントも売っているのをご存知ですか?
生きた乳酸菌を加熱処理して乾燥させ、粉末にしてからタブレットにするのですが、これは菌体の成分を利用したものです。
ただ、やはり生の乳酸菌の方が、消化吸収は良さそうです。
「55℃程度で乳酸菌が死滅する」などとネット検索で見つけましたが、"乳酸菌"という呼び名は総称で、その中には色々な種類の菌が存在するため、一概には何℃で死滅する、、、とは言えないそうです。
また、動物性乳酸菌にしろ植物性乳酸菌にしろ、乳酸菌が腸の中で住み着くには、毎日食べる=習慣にすることが大切だそうです。
(以上、お世話になっている東京農業大学教授に聞いた話も参考にしています)


なんだかんだと言っても、人はいろんな味を求めます。
乳酸菌だけのために、バリエーションを無くしてしまうのはもったいない!とうのが私の結論です。
高菜チャーハン、豚キムチなどは、漬物を使ったからこそ、美味しくなるわけですもの!


というわけで、さっそく「ぬか漬けおやき」を作ってみました。
おやき
長野の本場のおやきは、里芋を蒸してつぶし、そば粉を混ぜてこねて、油で炒めた野沢菜などを入れて包み、フライパンで焼くそうです。
今回は、そば粉:ホットケーキの素=3:1程度にお湯を入れてこねて、具には大根葉のぬか漬け&その他古漬け野菜のぬか漬けを細かく刻んで入れてみました。具は油で炒めずそのまま。
粉をこねたら、冷蔵庫で冷やしてから具を包むと、手にべた付かず具合良くできます。
おやきの具
野沢菜に匹敵するくらい、大根葉のぬか漬けがいい味を出してくれました(#^_^#)
具をもっとたくさん入れても良かったと思いました。

テーマ : 実用・役に立つ話
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

nukaman

Author:nukaman
世田谷区在住 おかべなおえ
ぬか漬けの魅力を人から人へ、次世代へと伝える活動『ぬか漬けマラソン』を主宰。各所でぬか漬け講習会を開催しています! 漬け物研究家。
連絡先
nukadukemarason
@gmail.com

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