世田谷ボロ市

毎年12月15・16日、1月15・16日の4日間、東急世田谷線 世田谷駅と上町駅の間で、
世田谷ボロ市が開催されます。

16日ボロ市_convert_20091216211829

世田谷ボロ市は、天正6年(1578年)に小田原城主北条氏政がこの地に楽市を開いたのが始まりで、世田谷を代表する伝統行事として、400年以上の歴史を有しているそうです。最初は古着や古道具、農産物等を持ち寄ったことから「ボロ市」という名前がついたとされていますが、現在では骨董品、日用雑貨、お正月用品などの露天もあり、代官屋敷のあるボロ市通りを中心に、約700店の露天が所狭しと並び、多くの人々で賑います。

名物は"代官餅"(搗きたて餅。あんこ、きなこ、辛味の3種)ですが、30分以上並ぶことは覚悟しなければなりません。
物産コーナーでは温かい汁物やお焼きなども人気です。川場村ももちろん毎年出店しています。
川場村_convert_20091216212309
この時期には美味しいりんごの"ふじ"も並びます。


木の漬物樽もありました!立派!!
漬物樽もあったよ_convert_20091216211948


近所の八百屋さんも、漬物で出店しています。
青果店さん_convert_20091221205533

おやおや・・・?16日の夕刻になると、たくあんが売り切れ!!市は21時まで続くというのに。
青果店さん 田舎たくあん売り切れ

聞くと、太いたくあん漬けで、1本¥500。毎年家族総出で、数え切れないほどのたくあんを漬けるそうですよ。

「それにしても・・・」私は疑問に思ったことを店主に聞いてみました。
「この時期にたくあんを売っているということは、1ヶ月以上前に漬け込みをしているということですから、干し大根が果たしてできるのでしょうか?」
干し大根は、大根を、乾いた寒風に10日程度干さなければできないのです。

すると、12月で売るたくあんは、山形の大根を現地で乾燥機で干してから、仕入れて漬けるということでした。
1月のボロ市で売るたくあんは、群馬県の赤城の方で自然乾燥してもらった干し大根で漬けるので、後者の方が皮が柔らかくなるそうです。(毎年同じ産地かどうかは、定かではありませんが)

なるほど~、さすがプロ!

歯の弱いお年寄りには、柔らかいたくあんの方が好まれ、逆に若い人には、パリパリした食感の方が好まれまるようです。

この季節ならではの、まさに旬のたくあん。スーパーで年中買えるたくあんは、便利ですが、画一的で人工的な味がします。
移り行く季節を感じ、自然の恵みに感謝しながら暮らすことは、豊かなことだなぁと思いました。

テーマ : 行事・イベント
ジャンル : 育児

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プロフィール

nukaman

Author:nukaman
世田谷区在住 おかべなおえ
ぬか漬けの魅力を人から人へ、次世代へと伝える活動『ぬか漬けマラソン』を主宰。各所でぬか漬け講習会を開催しています! 漬け物研究家。
連絡先
nukadukemarason
@gmail.com

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