米がパンに負けてしまったー?!

5月4日付けの日経新聞で、『2011年 家計の食料品支出、パンが初めてコメを逆転 』という記事を見ました。

電子新聞ではFNNニュースの方が、詳しく書かれていたので、ご紹介します↓
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00222622.html


『総務省が行った家計調査の結果によると、2人以上の世帯が、パンを買うために使う1年間の金額は2万8,318円で、コメの2万7,428円を抜いたことがわかった。
2人以上の世帯で、2011年の1年間で食料品に使った金額は、平均87万2,802円。
そのうちコメは、前年より4.1%減って2万7,428円。
それに対し、パンは2万8,318円と、およそ1,000円も多く購入されていた。
2004年までは、パンに1万円近くの差をつけていたコメだが、その差はあっという間に縮まり、ついに、初めてパンがコメを抜いた。


 〈中、省略〉

東京・お台場で30人にきょうの朝食を聞いたところ、パンと答えた人が多く、ご飯と答えた人は6人と少なめだった。
しかし、コンビニエンスストアなどで買ったと答えた4人に、何を買ったのか聞くと「おにぎり」や「お弁当」の回答だった。
実は、今回の調査では、家庭でのコメの購入金額は減ったものの、コンビニなどでのお弁当やおにぎりなどの購入金額はアップし、1万7,017円と過去最高を記録した。
大手コンビニエンスストアでは、おにぎりだけで1年で15億個も売れたという。
家でご飯を炊くという機会が減っても、コメは食べたいという心理の表れなのかもしれない。』


これは、大事件です!!
教科書の日本の系譜に、このことを載せてもいいくらい、それくらい、重大なことが起こってしまったのです。
いや、教科書に”日本の食”みたいな系譜でもあれば、この40年間で日本人の食生活がどれだけ変わったかを目の当たりにして、驚く人がどれだけいることか。世界的に見ても、こんなに食生活が激変した時代を持つ民族は、日本人くらいなのです。

お米を食べなくなり、和食ではなく洋食が、食卓で幅を利かせる。昔はどの家庭でもやっていた漬物も、やる人が少なくなり、サラダばかりを食べるようになった。魚よりも肉を好む人が増え、果物は、輸入ものの消費が増えた。

パンを作る小麦粉も、油脂も、ほとんど輸入もの。肉にしたって、半分近くが国産だと言っても、牛や豚を育てるための飼料は多くを輸入に頼っています。

考えてみると、私たち日本人は、輸入という行為によって国外に多くのお金を落としているのですね。そればかりか、食生活の欧米化によって、生活習慣病などの健康被害も増えてきました。
さらに、私たちの食生活は、日本の農業のあり方と密接に結びついています。米を食べる人が少なくなれば、米を作る人がやっていけなくなり、日本の風景から田んぼがなくなっていく。和食に良く使われる根菜類(日本の風土で作るのに適している)の需要が減り、作る人も減り、代わりに、サラダ向きの野菜が増える。

食養学でいうところの、「身土不二」=「地元の旬の食品や伝統食が身体に良い」という考え方からすれば、この40年間で日本人の食生活が激変したことによる弊害は、きっと出るのではないかと思う。いや、アレルギーが増えているのは、すでに弊害が現れているのかもしれない、と思う。


さて、我が家のお米は、山形の大蔵村、『グリーンライスファーム』さんhttp://www.greenricefarm.com/から、産地直送米をとっています。ものすごく美味しいお米なので、最近主人は「外食すると、こんなに美味しいご飯を出してくれる店はないね」と良く言います。

ちなみに、昨年1年間で、4人家族の我が家のお米にかける支出は、およそ4万5千円でした~!!

テーマ : 実用・役に立つ話
ジャンル : 趣味・実用

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

nukaman

Author:nukaman
世田谷区在住 おかべなおえ
ぬか漬けの魅力を人から人へ、次世代へと伝える活動『ぬか漬けマラソン』を主宰。各所でぬか漬け講習会を開催しています! 漬け物研究家。
連絡先
nukadukemarason
@gmail.com

カテゴリ
最新記事
リンク
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム