毎日かき混ぜなくていい?!ぬか漬け容器

京都の義母に、ぬか床を分けてあげたのは昨年の年末。これまで何度か失敗していた母ですが、今回は上手くいっているようです。

その秘密は、容器かもしれません。以前床分けをしてあげたときは、小さい陶製の容器でやっていましたが、ほどなく断念。「でも、またぬか漬けやりたい!」と言うので、受講生の方から教えてもらった画期的な容器『ぬか漬け名人』を試しにプレゼントして、それで漬け始めたのでした。私にとっても、実験でした(笑)。「毎日混ぜなくてもいいんです。4日間ほど放置しておいたときも、何ともありませんでした。」・・・と教えてもらいましたが、本当だろうか?
ぬか漬け名人容器

この容器は、”加圧除水ブタ”によって、表面のぬかが空気に触れないようになっています。フタと桶本体には微妙な隙間しかないため、野菜から出る水分とぬかでその微妙な隙間が埋まり、空気を遮断するのです。これによって表面の菌の繁殖を防ぐため、嫌な匂いがしないのだそう。
「1週間に1回程度ぬか床の上面と下面を入れ替えるようにかき混ぜるとより良い効果が得られます」と説明書に書いてあります。

なるほど、”加圧除水ブタ”には小さい穴が10個程度あいていて、上から写真のように水を入れたペットボトルなどの重石をすると、その穴から除水した水が上がって上にたまるという仕組み。除水した水はフタを持ち上げてから捨てれば良いのです。


母は10日間も放置しておいたら酸っぱくなったそうで、それを聞いたときは「さすがにもう駄目かな」と思いましたが、足しヌカをしてしばらくは野菜を漬けないで涼しい場所で休ませることをアドバイスすると、持ち直したようです。
フタをほとんど洗っていなかったため、フタや周りに付着したヌカから少しは臭さがありました。また、あれから一度も足しヌカと塩をしていないようでしたが、私がぬかと塩を足してあげたら、それなりに美味しくなりました。
半きゅうりを取り出す
キュウリは長さ半分にして。

もっと美味しくするには、やはり、たくさんの種類のお野菜を漬けてあげることだなあと思いました。水分の調整はこの容器ならあまり考えなくてよさそうですが、塩分、足しヌカ、温度管理、そしてお野菜の旨味を入れてあげることなどは、必要なようです。
「臭いものには蓋をする」ばかりでは駄目です。香りも、美味しさの一部。本当は、美味しいぬか床は、ぜんぜん臭くないんですから。

とはいえ、確かに、初心者にも比較的失敗せずにやれそうな容器であることは間違いありません。どうしても上手くいかない人は、試してみてはいかがでしょうか?
 ↓楽天のサイト 「ぬか漬け名人」
http://item.rakuten.co.jp/matsucame/nin0884a/

テーマ : 実用・役に立つ話
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

nukaman

Author:nukaman
世田谷区在住 おかべなおえ
ぬか漬けの魅力を人から人へ、次世代へと伝える活動『ぬか漬けマラソン』を主宰。各所でぬか漬け講習会を開催しています! 漬け物研究家。
連絡先
nukadukemarason
@gmail.com

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