杉本さんの畑

京都・太秦(うずまさ)の駅からほど遠くないところで農家を営んでいる、杉本さんのところへ見学に行きました。
杉本さん
杉本さんのどぼ漬け(ぬか漬け)は、なんと冬の間漬けていたたくあん漬けの漬け床を再利用するのだそうです!!「下(底)の方はきれいなぬかのままやから。でもほんのりウコンの香りがしますやろ?」と杉本さん。伺ってみた感じでは、底から1/3くらいを使って、さらにぬかを足して、どぼ漬けにするのだそう。

こういうことです。12月にたくあん漬けを仕込み、冬の間中常温で、4月くらいまでたくあん床。全部たくあんを出し終えたら、ぬかを足してどぼ漬けにします。夏は大型の冷蔵庫に。秋、冬は、どぼ漬けはクローズするそうです。
う〜ん、こういうやり方があったのかあ・・・!

「食べてみて!」と言われて、香りを嗅いだ瞬間、興奮は最高潮に達しました!!うわ〜、なんて豊な香りなんでしょう。
ぬか付きキュウリをかじる娘
娘も、ぬか付きのままキュウリをかじっていました。
写真の壷は自家製の梅干し。ごちそうさまでした〜(^^)


1500haの農地
1500haの広大な農地。今ちょうど植え替え時期で、夏野菜も終わりとおっしゃるけれど、、、
手前は万願寺唐辛子。最近東京でも売っていますが、価格は2倍はしますね。
京都に滞在している間、「これでもか!」というくらい、万願寺を食べていました(笑)。

これから秋茄子
同じ苗から実った茄子でも、これまでは”普通の茄子”、そしてこれから実ってくるのが、“秋茄子”。へー、知らなかった。別物だと思っていました。

九条ねぎの苗
九条ねぎの苗。九条ねぎは夏でもたくさん店に並んでいますが、やっぱり一番美味しいのは冬なのかな?

他にも、トマトやモロヘイヤ、青じそ、などが残っていました。この畑と離れた場所ではお米も作ってらっしゃいます。
田植えや稲刈り、収穫時期には一族総出で畑仕事をするそうです。これだけ広い農地のやりくりは本当にたいへんだろうなと思いますが、みんなで力を合わせて畑をやるのって楽しそう。

ささぎとモロヘイヤ
市場へ出荷する他、料亭に卸したり、宅配も。こうして母屋の隣の直売所では、近所のなじみの人たちが次々とやってきて野菜を買っていきます。うらやましいなあ、と思いました。
「ササギ」は、どじょうインゲン(京都では”三度豆”と呼ぶ)を細長くしたような野菜で、やや身がしっかりしています。


帰り際、「冬の聖護院大根や赤かぶ漬けなんかも送ったるから、いっぺん食べてみて!」と杉本さんから嬉しお申し出が。自分で育てた野菜が愛おしくて仕方ない、そんな方でした。

テーマ : 実用・役に立つ話
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プロフィール

nukaman

Author:nukaman
世田谷区在住 おかべなおえ
ぬか漬けの魅力を人から人へ、次世代へと伝える活動『ぬか漬けマラソン』を主宰。各所でぬか漬け講習会を開催しています! 漬け物研究家。
連絡先
nukadukemarason
@gmail.com

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